これは幼稚園生の時の体験談です。他の記事はこちら。
タイトルの通り。多分5歳の時、母親がブチギレた。
まあなんで怒られてたのかはもはや覚えてないが、きっと早く寝ないとか、ピアノの練習をしないとかそこらへんだったのでしょう。
母親が些細なことでブチギレるのはよくあったことなので「またか」と幼心に思っていたが今回は訳が違った。なんと「言うことを聞かないなら殺してやる。」と言い始め、台所から包丁を持ってきたのだ。
これは流石に恐ろしかった。まあでも結構賢かった私は「そんなことしたらママも捕まっちゃうよ」なんて言った記憶があるが、それに対しては「お前を殺して私も死ぬ!」とのこと。
初めての展開でどこまで本気だったかわからなかったので、とにかく泣きながら「ごめんなさい」と何回も泣き叫ぶ。ていうかこの頃なんで怒られてたのか今でもわからない。とにかく終わらないこのブチギレに毎度のことながら「ちゃんとママの言うことを聞きます」って繰り返した記憶はある。でも大人になったからわかるけど、この「ママの言うこと」なんてママの気まぐれで、こちとらどこに地雷があったもんかわからない。特にうちの母親は情緒不安定だったので、私はすぐ地雷を踏み抜き原因不明の理不尽な理由で怒られていた。
とりあえず恐怖に怯えながら「ごめんなさい」連呼していたら、彼女は気が済んだのか包丁をしまいに行ってくれた。そこでいつもの発言が出る。
「土下座して謝りなさい。反省しなさい。神様に懺悔して」
熱心なキリスト教信者の母親は必ずブチギレの最後にこれを言うのだ。
幼い私は土下座をして「神様ごめんなさい。私が悪い子なのでママの言うことを聞けませんでした。これからはママの言うことを聞ける良い子になれますように。」と唱える。そうすると母親は寝室に消えていってくれるのだ。
まだ幼い子に向かって理不尽にキレ散らかし、包丁を持ち出し脅す方が神様に懺悔すべきであろうw
この間、父親は仕事で不在。
毒親、子どもを虐待する親なんてものは、大抵なにか気に食わないことがあった時に自分より立場が弱い人を理不尽に責めるのだろう。まあ人間誰しもそんな一面はあると思うが、特に環境的に閉じ込められている家庭、中でも両親のどちらかが不在でヒステリックの抑止力がない場合なんかで起こりやすい話なんだと思う。
かわいそうな過去の私。生きててくれてありがとう。絶対いつか幸せになれるよ。
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Hello colleagues, how is all, and what you desire to say concerning this paragraph,
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