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タイトルの通り、今日は
・ストレスが溜まって頭が重いなあって感じるのをどうにかしたい
・つい自分を責めてしまう
・他人にイライラする
という、精神疾患あるあるで困っている方に向けて、うつ病、双極性障害 (躁鬱)、強迫性障害、摂食障害、被虐待児の私が、最近気づいた解消法を書いてみようかなと。
*あくまで個人の感想ですので、自己責任で参考程度にお願いします。
結論から言うと、以下の4つです。
①散歩に出る (ストレス解消)
②人がいっぱいいるところでぼーっとする (自分と他人を大事にする)
③読書をする (全部)
④①~③において、五感を意識する(全部)
です。実は今回は①~④をまとめて実行したのですが、どれかひとつだけでもいいかと思います。解説しますね。
①散歩に出る (ストレス解消)
最近あたたかいですよね。桜がまんか~い!…になる前ですが上野公園に行ってきました。
桜が咲いてもないのに、上野公園はもう人でいっぱい。木の下で席を確保しているし、イベントもやってます。「桜じゃなくてお酒が飲めればいいんでしょ、要は。」なんて思いながら、ふらふらと歩いてみました。
日差しのあたたかくて、柔らくて、まぶしくて、
風のさわやかで、頬を撫でていく感じが心地よくて、ちょっとひんやりとしてて。
何が一番いいって、自分の体を好きに動かして、好きなところに向かえる自由さ。
ゆっくりでも、少し汗をかくくらいでも、自分の心のままに調節して。
ああ、私ってこの体で好きなところに行けるんだ、こんな気持ちいい時間と空間の感じ方があるんだ、って思えたことがよかった。
体を動かすこと自体も、汗を少しかくくらいがなんだかすっきりして、でも疲れたら自由に休んでよくて。
ほら、運動とかサウナがストレス解消になるって言うじゃないですか、まさにこれだなと思いました。
②人がいっぱいいるところでぼーっとする (自分と他人を大事にする)
かの有名なスターバックスでラテを1杯買いました。もちろん空気があたたかいのでテラス席を陣取ります。
まずは何もしません。座って好きな時にラテを飲むだけ。
当たり前ですが、周りの光景に目が行きます。
なんか歌って踊ってるアイドルみたいな人、花見客、外国人観光客、ばっさばさしてる鳥、風に揺れるちょっとピンクの桜の木、屋台、温かくておいしいラテ…そして自分。
これ、全部自分とは別の人、生き物、もの、なんだよな。って考えてました。
精神疾患の人って、自分と他人の境界線があまりないような思考回路になってると思います。いや、むしろ自己防衛のために無意識に境界線を強く感じるからこそなのか…
それって仕方がなくて、何か嫌な思いとか、つらい経験をした人ってそうなるんです。
なぜかというと、自分が蔑ろにされてきたのに、他人を思いやるっていうことを学習するわけがないから。でも本能的には自分を守りたいから。
不本意に人のこと傷つけて自分を責めたり、何も悪いことしてないのになぜかマイナス思考になってたり、ってそういう背景があると思います。
だからこそ、こういう時に、「あれは花見をしてる人、他人、鳥、もの」それを見ているのは「自分」。自分とそれ以外は全然別のもの。みんな違う。
自分が人と違って当たり前だし、人が自分と違って当たり前。それがなんだ。
って考えてました。そうするとなんだかお気楽な気持ちになれるし、自分がお気楽だと他人にも優しくできる。あとは、心の余裕がなくてもできるだけそういう風に考える努力をする。思考は癖だから。
③読書をする (全部)
読書っていいですよね、自分以外の人の考えや経験に触れて、まるで人生を倍生きれた気になれる。
(精神疾患って文字を読めなくなったりするのでそこは理解してます、悪しからず)
②とも関係するんですけど、「自分」と「他人」の違いを更に深めてみる。
「他人」の「考え方」を自分に入れてみる。ここはあくまで「考え方」だけっていうスタンスは崩さない。
これまで「自分」を尊重されてこなかったからこそ、他人の考えを押し付けられてきたからこそ、思考や行動を制限されてきたからこそ、「自分」を強く持ちつつも、いろんな考えに触れることで心を豊かにしてる感じです。本はなんでもいいけど、心地いいものを選ぶといいと思います。私が読んだのはこちら。
牧村朝子著『ことばの向こうに旅をして』
牧村さんが世界各国を旅をしながら、「言葉」を通して考えて、伝えて、気持ちを絡ませて、でも「日本語」と「外国語」だと、うまく伝えきれないこともあって。
最近こういう本にはまってます。なんとしても海外に行って現地の人、ものに触れた気になれるのがいい。それから、目に見えない、形にならない「感情」「考え」を「言葉で伝えようとする」ことの難しさ、もどかしさに共感。おいしいお寿司を食べて、自分が感じた味って言葉じゃ伝えられないよね、「おいしい!どうおいしいかって、まずは海の香りがして、ホタテのうまみがあって、歯ごたえが柔らかくて…」伝わらない!!同じもの食べてくれ!そんな感じ。それから牧村さんの文に感じる牧村さん自身の優しさ、視点の優しさ、言葉の優しさ。心が30倍豊かになります。おすすめです。
④①~③において、五感を意識する (全部)
ここまで読んでくださってありがとうございます。既にお気づきかと思いますが、どれにおいても私は五感で感じることを意識してます。周りを見る、風を感じる、味わう、においをかぐ、汗をかくくらい歩く…
精神疾患の治療に効果的なのが、これらの「全身ですべての事象を感じること」です。「感じること」で「麻痺している心をリハビリする」イメージ。
めちゃくちゃ頑張ったはずなのに疲れないぞ?あれ?そういや夜なのに眠くないなあ、なんて思ってたら気づいたら体にダメージが蓄積して布団から出られないレベルにまでなってしまった、なんてあなたも経験あるかと…
これって、精神疾患の方が自分の体調に鈍感だから、もっと言うと脳が病気で鈍感になってしまったからなんですね。これを使ってあげることでリハビリしてあげることが第一です。試しにやってみてください。ちゃんと疲れて夜眠くなるはず。
なんだか長くなってしまいました。収集がつかない感じがしてきたので、ここが引き際かと思います笑
ぜひ騙されたと思って、1回だけでも試していただいて。試行錯誤で粘り強くやり過ごしましょう!頑張れるときに頑張りましょう!